こんにちは。

最近は糖質制限などが流行し、穀物が非常
に「太るもの」として扱われるように
なりました。

しかし、穀物はわたしたちが生活する上で
最もエネルギー効率の良い食物です。

その土地で生産できる穀物が違いますが、
世界の主食はみな穀物(炭水化物)に
なっています。

本日は主食となるものの条件という点から
「米」というものを考えていきましょう。

主食としての穀類  

実は穀類が主食であるということは人間の
生理的にも納得がいく構造になっています。

その理由は… 

・ 人間の歯の6割は臼歯で穀類を噛むのに適していること 
・腸は長くて草食動物に近いこと 

そして、主食として成り立つ条件としては 

・収穫量が多いこと
・収穫が安定していること 
・長期保存可能であること 
・ 少量でもエネルギー性が高いこと 

特に米の生育には生育期に20度以上の高温で 
あることや、降水量が多いこと、広大な平野や
大河があることなどがあげられます。 

いずれを満たすのにアジアが最も適しており、
世界の米の総生産のうち約9割をアジアの
国々で生産・消費しています。 

穀類とは米、麦、ひえ、アワ、豆、きび、そば、
芋などのことで、これらは80~90%がでんぷん 
(複合炭水化物)で形成されています。 

でんぷんは胃腸でゆっくりと消化吸収され、 
解毒排出されるので血を汚さず、健康維持に 
適した食物です。

実際に穀物中心(食事の6~7割)の民族は
どれも長寿だと言われています。 

例えば、ニューギニアのパプア族、食事の
95%を芋で摂っている民族は非常に健康的
です。 

すべての動植物は太陽のエネルギーを受けて
生きています。 

植物は二酸化炭素と太陽エネルギーと水により、
でんぷんなどの有機物を生成し、酸素を放出し
ています(光合成)。

穀物は生態系の中で最も多くの太陽の エネルギー
を保持していて夏に育つ玄米は特にその恵みを
受け取ることができます。

 

小麦は太陽の少ない冬に咲く 植物なので、稲ほどの
エネルギーは蓄えることは出来ません。

エネルギー=カロリーというと太ると捉える方が
多い のですが、ここで押さえて おきたいのは
炭水化物は、でんぷんと糖質の 2つに分類する
ことが出来、脂肪に変わりやすいのは糖質の方と
言えます。 

もちろん、過剰に摂りすぎて、また上手く解毒
できない体内環境 になっていれば話は別です。

また、米に比べパンが太りやすいというのは、
製造過程で油や糖質 などを混ぜて作られる
ことが一因にあげられます。 

米であってもパエリアやチャーハンのように
それらを混ぜ込んで調理 された場合も同じ
になります。 

まとめ  

米が私達日本人の主食であることは人体の
構造からも、主食にできる条件からも最適
といけるからです。 

米は最も消化しやすく、解毒排出しやすい。
また、太陽のエネルギーをふんだんに 
吸収保持した高エネルギー食であると
いうことができます。 

 ▼参考文献 
愛と和食がすべてを癒す 井上明著 
食物養生大全 鶴見隆史 

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