こんにちは(^^♪
「腐ったりんご」と「枯れたりんご」
があります。
このような違いは、何だと思いますか?
答えは「肥料」
冷蔵庫で忘れ去られ残ったお野菜は…
『腐ります』
しかし、山や野原で植物が腐っている
ものをみたことがあるでしょうか?
みんな最後は枯れていきます。
生物は寿命が来るまでに、
子孫を残そうとします。
先に野菜が腐敗してしまっては
種まで腐敗してしまいます。
しかし、植物は「種」を土に
落してから枯れていくのです。
その時に、植物が持っている
窒息やミネラルなどの栄養素を
水分と一緒に排出して土に
返していくのです。
ということは、植物は
『枯れる』
が、本来の自然の原理と
いうことになります。
腐るということ
「腐敗する」ということは、
空気中の真菌が野菜に付着し、
カビが生えるということ。
カビが生える原因のひとつは、
『水分が多過ぎる』こと
本来、菌根菌が、土壌中の
栄養素を植物へ引き渡しして
いく役目をするのですが、
化学肥料を使っていると
菌根菌はいなくなり、植物は
栄養分と水分を一緒に吸収
しようとします。
そのため、余分な水分をため
込みやすくなり「水膨れ」
状態を起こします。
そして、細胞壁が引っ張られる
状態になるので薄くなって細胞
に菌が入り込みやすくなり、
腐敗すると考えられます。
さらに、土壌中の
『微生物のバランス』が
狂っている可能性があります。
得に未発酵の家畜排泄物を
肥料として使用した場合、
抗生物質や遺伝子組み換え飼料を
たっぷりと食べた動物の排泄物は
本来の山や野原の土壌中の微生物
のバランスと、かけ離れたもので
あることは容易に想像出来ます。
土壌の生態系を守る菌さえ全くいなく
なっているかもしれません。
また、肥料によって硝酸態窒素が
増えることによって、アミノ酸が山の
ように分解され、これが餌となって、
異常に虫や微生物を引き寄せていく
ことになります。
肥料によって環境破壊が起きている
2020年5月、欧州環境庁(EEA)の報告
プラネタリーバウンダリーの概念に
基づく環境負荷の報告書を公表。
窒素循環は3.3倍、リン循環は2倍、
すでに環境負荷限界値を超えている。
その原因は過剰な肥料(主成分は
窒素・リン・カリウム)であると
いわれています。
窒素はリン・カリウムと並んで
野菜の成長に不可欠な要素です。
普通、窒素は空気中にも土壌中にも
存在していますが、植物はそのまま
の形で、直接吸収することが
できません。
土壌中の窒素は微生物により分解
され硝酸態窒素やアンモニア態窒素
になって、根から吸収されます。
こうした段階を踏まずに始めから
植物が吸収しやすい「硝酸態窒素」
や「アンモニア態窒素」という形
で作られているのが肥料です。
しかし、これが過剰になることに
よって、環境や人体に悪影響を及ぼす
こととなっています。
硝酸態窒素とは
硝酸態窒素は亜硝酸態窒素に
変化してチアノーゼ(窒息状態)
を引き起こしたり、体内で発がん性
物質を作り出したりします。
硝酸態窒素は土壌に吸着しづらく、
灌水や雨水と一緒に溶けだすので
常に追肥が必要となります。
(野菜や果物などの畑作物に使用)
そうなると、逆に植物の中に過剰に
吸収され残留されやすくなります。
硝酸態窒素は野菜に残留するだけ
でなく、土壌から地下水や河川水へ
の流出し、生態系に影響を及ぼす
可能性があります。
まさに深刻な事故に繋がった
ケースがこれ↓
【報道内容】2021年10月
群馬大病院(前橋市)は20日、入院中の乳児10人が赤血球の酸素運搬能力が失われるメトヘモグロビン血症を発症したと発表した。全員命に別条はなく、快方に向かっているという。ミルクに使った井戸水から高濃度の窒素化合物が検出され、病院は原因を調べている。
同大によると、19日午後、新生児集中治療室に入院中の乳児の顔色が青白いことに看護師が気付き、血液検査して判明した。蛇口から採取した水から、最大で基準値の約1万2000倍となる1リットル当たり490ミリグラムの亜硝酸態窒素が検出された。
【朝日新聞より】
せっかくの日本の宝である湧水
ですが、牧場や農場が近くにある
ことで、肥料や農薬、畜産排泄物
の影響による地下水の汚染が深刻
な問題となっています。
アンモニア態窒素とは
アンモニア態窒素とは、アンモニア
やアンモニウムイオンの合計量中の
窒素分のことで環境汚染指標として
用いられているものです。
普通は、土壌中の尿素や有機体窒素
のようなタンパク質やアミノ酸という
窒素を含んだ成分は環境中で
微生物などによって、
アンモニア態窒素
↓
亜硝酸態窒素
↓
硝酸態窒素
と変化していきます。
しかし、このアンモニアの排出源
は主に動物堆肥(排泄物)です。
当然、酸性が強くなり、流れた
先を次々と酸化させていきます。
富栄養化問題
硝酸態窒素は、土壌に吸着されやすく、
雨水にも流されにくいので、水稲など
の水田作物に多く使われています。
それが川や海に流出し、池や沼、湖の
ような所に入り込みすい水質汚染を
起こしています。
普段、このような閉鎖的な場所では
微妙なバランスによって食物連鎖が
保たれていますが、
硝酸態窒素が多くなることで特定の種が
大繫殖したり、激減したり簡単にその
バランスを崩されていきます。
窒素やリンが多く流入して富栄養化
してくると、それを栄養源とする植物
プランクトンが異常繫殖し、赤潮や
アオコ(水の華)の水質汚濁をひき
起こします。
(肥料だけでなく、工場や生活排水
からの汚染も問題になっています。)
自然栽培の野菜を食べよう
ところが肥料を使わない
『自然栽培の野菜』は
腐らず枯れていきます。
(※一部例外あり)
それで全て証明できます。
私もレストランをやっていた
時に自然栽培のお野菜が
あまりにも持ちがいいので
びっくりしました。
葉っぱものなどは、しなびたり
しますが、それは水に浸けたり
すれば、直ぐに復活し戻ります。
肥料で野菜が弱るから虫が
集まって来ます。
そして、虫が集まるから
農薬を撒きます。
そんな不純な循環システムを人類は
いつまで続けていくのでしょうか?
化学肥料や有機肥料を使う「腐る野菜」
と自然栽培の「枯れる野菜」
あなたはどちらを選んでいきますか?
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