![](https://i0.wp.com/sesame-kitchen.info/wp-content/uploads/2022/05/1-2.png?fit=1024%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/sesame-kitchen.info/wp-content/uploads/2022/05/1-2.png?resize=1024%2C1024&ssl=1)
こんにちは。
最近は糖質制限などが流行し、穀物が非常
に「太るもの」として扱われるように
なりました。
しかし、穀物はわたしたちが生活する上で
最もエネルギー効率の良い食物です。
その土地で生産できる穀物が違いますが、
世界の主食はみな穀物(炭水化物)に
なっています。
本日は主食となるものの条件という点から
「米」というものを考えていきましょう。
主食としての穀類
実は穀類が主食であるということは人間の
生理的にも納得がいく構造になっています。
その理由は…
・ 人間の歯の6割は臼歯で穀類を噛むのに適していること
・腸は長くて草食動物に近いこと
そして、主食として成り立つ条件としては
・収穫量が多いこと
・収穫が安定していること
・長期保存可能であること
・ 少量でもエネルギー性が高いこと
特に米の生育には生育期に20度以上の高温で
あることや、降水量が多いこと、広大な平野や
大河があることなどがあげられます。
いずれを満たすのにアジアが最も適しており、
世界の米の総生産のうち約9割をアジアの
国々で生産・消費しています。
穀類とは米、麦、ひえ、アワ、豆、きび、そば、
芋などのことで、これらは80~90%がでんぷん
(複合炭水化物)で形成されています。
でんぷんは胃腸でゆっくりと消化吸収され、
解毒排出されるので血を汚さず、健康維持に
適した食物です。
実際に穀物中心(食事の6~7割)の民族は
どれも長寿だと言われています。
例えば、ニューギニアのパプア族、食事の
95%を芋で摂っている民族は非常に健康的
です。
すべての動植物は太陽のエネルギーを受けて
生きています。
植物は二酸化炭素と太陽エネルギーと水により、
でんぷんなどの有機物を生成し、酸素を放出し
ています(光合成)。
穀物は生態系の中で最も多くの太陽の エネルギー
を保持していて夏に育つ玄米は特にその恵みを
受け取ることができます。
小麦は太陽の少ない冬に咲く 植物なので、稲ほどの
エネルギーは蓄えることは出来ません。
エネルギー=カロリーというと太ると捉える方が
多い のですが、ここで押さえて おきたいのは
炭水化物は、でんぷんと糖質の 2つに分類する
ことが出来、脂肪に変わりやすいのは糖質の方と
言えます。
もちろん、過剰に摂りすぎて、また上手く解毒
できない体内環境 になっていれば話は別です。
また、米に比べパンが太りやすいというのは、
製造過程で油や糖質 などを混ぜて作られる
ことが一因にあげられます。
米であってもパエリアやチャーハンのように
それらを混ぜ込んで調理 された場合も同じ
になります。
まとめ
米が私達日本人の主食であることは人体の
構造からも、主食にできる条件からも最適
といけるからです。
米は最も消化しやすく、解毒排出しやすい。
また、太陽のエネルギーをふんだんに
吸収保持した高エネルギー食であると
いうことができます。
▼参考文献
愛と和食がすべてを癒す 井上明著
食物養生大全 鶴見隆史
============================
わたしは地球に暮らすみんなが幸せな循環システムを
作る先生を育てるオンライン食育講座を開催しています。
一日2分で読める毎日の無料メルマガ
「地球に暮らす大人の食育』は大切なことを伝えていく
あなたのためのメルマガです。
今ならデトックス体質になりたい人の「出せる体になる
12の習慣」をプレゼントしています。
↓ ↓ ↓
あなたがまず健康になって現代社会のブラックな食の環境
をホワイトに塗り替えていきましょう♪
コメントを残す