こんにちは。

かつて肉が主食と言われていた

アメリカに肉食離れが進んでいる

って知っていましたか?

特にアメリカのミレニアル世代

は肉食を避け、魚や大豆製品

を食べるようになっていると

いうのです。

アメリカ人が肉を食べなくなった

理由はおおよそ3つあります。

  1. 肉が人間の健康に良くないことが分かってきたから
  2. 肉が環境破壊に繋がるから
  3. 肉食が動物愛護の精神に反するから

健康に良くないからというのは

前回までで数回にわたりお話して

参りましたので、今回は環境破壊

について触れたいと思います。『米国の食の考え方を変えた運動とは?』  こんにちは。前回のマクガバンレポート 『欧米諸国が目覚めた原因』  こんにちは。あなたは「マクガバンレポート」の存在を知っているだろうか?  私が知ったの…ameblo.jp

温暖化に繋がるのでは? 

畜産業が環境破壊に繋がる要因

としてよく言われるのは、

牛のゲップや家畜の排泄物から

出される「メタンガス」

大量の排泄物からアンモニア

ガスを放出し、それによって

生じる酸性雨などが問題に

なっていると言われています。

その点は私は反対意見です。

家畜の廃棄物で出す程度の

メタンガス量で気候をどう

のこうの変える程の効力は

ないと思いますし、

また二酸化炭素が多いから、

温暖化するのではなく、温暖化

するから二酸化炭素が増える

という説を賛成しています。

地球が誕生したころは暑くて

二酸化炭素だらけだったよう

ですし、今起きている程度の

気温の変化なんぞは地球の歴史

の中でも何回と起きています。

今の平均気温は地球が誕生して

から今まででの平均気温程度

だと聞きました。

おかしな気候などは今の技術で

簡単に作れます。

資本主義社会が生態系を無視

して進めてきた環境破壊の

代償を気候変動のせいにされて

います。

最近は人々が自分1人が変えたって

何もできないと思うようにさえ、

誘導されているように思えます。

しかし、家畜の排泄物が大量に

河川に流れ、汚染し続けている

ことは確かです。

アンモニアだけでなく、家畜が

食べた飼料が遺伝子組み換え作物

であったり、農薬が残っていたり、

家畜がホルモン剤や抗生物質を

大量に打たれているかもしれない。

これらが分解されないまま、

地下水や川や海に流れ込めば、

そこで暮らす生き物に影響を

与えてしまうことになります。

森林伐採の影響 

熱帯雨林を牧場化するために

森林伐採が信じられないスピード

で進められて来ました。

1980~2000年にかけて約1億

ヘクタールの熱帯雨林が牧場や

家畜の飼料など食肉産業のため

に失われています。

2011年畜産業は地球の陸地

面積の3割を占めています。

牧草地にするために次々と

森林が伐採されてきました。

もし私たちが仔牛肉100gを

食べる時、4.4坪の熱帯雨林を

破壊していくことになります。

アメリカで生産される穀物の

80~95%が家畜の飼料です。

平均的アメリカ人が一人一年間

肉食をやめれば、そこに使われた

穀類と大豆は1年間に7人の人間

の空腹を満たせるだけの量が

あると言われています。

この地球上には、過食によって

健康を害しなくなっていく方が

増える一方、毎年栄養素不足で

亡くなっていく5歳以下の子供が

660万人もいると言われています。

肉食産業は

大豆産業に比べ40倍

の化学燃料を必要とし

果物の50倍

ジャガイモや小麦の100倍

もの水を必要とします。

世界全体で家畜の飼料のため

の農作物を栽培するのに

必要な水の量は基本的な

農作物栽培に必要な量の

2~5倍です。

農薬の使用、熱帯雨林の森林伐採、

地球の砂漠化、湖沼や海洋の汚染

は地球上の多くの生物たちを

急激なスピードで絶滅に向かわ

せています。

漁業 

漁業技術の発達によって、世界中

の漁獲高は大きく増加しました。

そのため、限界まで漁獲しつく

され、それを補うために養殖が

始まったのです。

養殖のために必要となった餌は

魚1尾当たり20尾の天然魚です。

植物連鎖の下の方の小さい魚を

飼料として捕獲しています。

絶滅危惧種の急増 

過去54億年の間、短期間に

動物種が大量絶滅したことが

5回起きています。

そして、今回6回目が起きる

とすると原因は居住環境の

破壊・乱獲・狩猟・汚染・

砂漠化にあります。

すべて人間の手によるものです。

鯨、オオカミ、サメ、虎、

ピューマなどの肉食動物を

組織的に絶滅してきたために

食物連鎖全体が狂い、回復

不能になりました。

普段私達の生活や地球の安定

した気候は、生物多様性という

生体系のバランスに支えられて

います。

海棲生物の絶滅速度は史上例の

ない速さで進んでいます。

商品対象となる魚類をはじめと

する海洋生物の数は2048年まで

に壊滅すると科学者たちは予想

しています。

過去50年で、野生動物の個体数

は68%も減少しました。

なんと陸上の哺乳類のうち、野生

動物の割合はたった4%なんです。

逆に人の手を使って増やした家畜

動物は60%です。

こんなバランスおかしいって

誰だって分かりますよね!

土壌侵食 

土壌侵食とは、農業用化学物質と

家畜から出る排泄物を(し尿)が

表土に混ざることで

これが河川・貯水池・湖沼・海洋

の汚染と沈殿を引き起こします。

国際食糧政策研究所(IFPRI)の

研究者は、世界の農業用地の約4割

が深刻な侵食を受けていて

畜産業は土壌浸水の原因の約55%

を占めていると言います。

土壌の劣化速度は、土壌が形成

される速度の10~40倍。

土壌を形成する努力をどんなに

頑張っても、これらの汚染を

止めること以上に方法は

ありません。

畜産業を減らし、動物堆肥、

農薬、肥料、燃料を使わない

農業の方法…

これらを解決する一番の方法は

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