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オーガニックのkikaku

前回「オーガニックは必ずしも農薬を使ってないという意味ではないよ」ということをお話しましたが 

https://is.gd/tgFwsQ 

もちろん、オーガニックがでたらめだという意味でもありません。

オーガニックとは規格に基づいて作られた商品名でもあり、すべての命を配慮に入れて作られた循環システムそのものを指してもいます。

オーガニックは第三者機関が生産・製造などのプロセスを確認している。

生産者や製造業者が有機認定を取得しようと思ったら、登録認定機関に申請して調査してもらいます。

その後、登録認定機関は農林水産省(農林水産大臣)に申請し、農林水産消費安全技術センターがそれを検査し許可されれば登録されることになります。

そして登録認定機関から生産者・製造業者に認定されるという仕組みになっています。

とても、ゆるくはない道のりでお金もかかってきます。

上の画像のような認定マークをよく見かけると思いますが、これには色や大きさの表示方法の規定もあり、認定機関名や生産国などその認定機関によって表示する内容が異なります。

規格内容

ここでひとつ押さえておきたいことはオーガニックでは許されていないことは規定されているが、しなければならないことは規定されていないということです。

農業では、化学肥料や遺伝子組み換え技術の使用、合成除草剤や合成物質の散布などは禁止されています。

その反対に、有機苗や種の使用、有機肥料・家畜の糞尿・緑肥・残渣の利用したり、火炎除草機や農業機械なども使用しながら、手作業中心に進めたり輪作(毎年違う作物を作ること)をして化学肥料などを使わないで育てる方法を奨励しています。

オーガニックで病原体対策としては、害虫の天敵を放して住みよい環境を提供します。たとえば、アブラムシの被害にあうようなら、その天敵のナナホシテントウムシを放してアブラムシを退治してもらいます。

オーガニックで奨励されている植物エキス(ニーム)、駆虫薬、鉱物油、菌(納豆菌など)、細菌、石鹸、硫黄、銅なども農薬というくくりに入ります。

このようなものも、また猛毒の農薬であっても、畑に直接まかず入れ物に入れ害虫を避ける処置をすることで許可されていますがそのようなことが守られていないこともあるのか、オーガニックが誤解されやすい一因にもなっています。

畜産では、もちろん飼料に抗生物質や成長促進剤の入った添加物を禁止しています。

また、家畜を年中室内で飼育したり、繋ぎぱなしにすることや、スノコで床を全面に覆ったままワラや籾殻などをしかないで家畜にストレスを与える環境を与えることも禁止しています。

家畜も人間と同じように思うように動きが取れないと、ストレスを感じて家畜同士で喧嘩を始めます。そのために家畜同士に被害が合わないようにと、鳥のくちばしが折られたり、豚の尾が切断されたりしています。(それもNO麻酔で)オーガニックは動物福祉の面もふまえて、そのように飼育側の勝手な都合により家畜に損傷を負わせることを禁止しています。

そのために粗飼料(草系)と濃厚飼料(穀物など)の割合なども規定して自由に放牧したり、家畜の特性を考慮し欲求を満たせるような最低飼育面積を確保した住環境を提供してストレスを与えないようにすることを奨励しています。

また、ホネオパシー(自然療法)やフィトテラピーの積極的な利用を奨励し、予防目的で抗生剤や、成長ホルモン、胚移植や遺伝子組み換え技術などを使用することも禁止しています。

オーガニック製品については、生産過程がオーガニックならよいのではなくて、非オーガニックのものが混合することなく、製造全過程にその価値が守られ、製品の品質が保持されていることが必須です。

添加物も合成着色料、合成甘味料、合成香料、合成調味料、合成安定剤の使用を禁止し、水や食塩以外の農産物、畜産農産物を極力使用するよう奨励しています。

このようにオーガニックとは、必ずしも完璧な状態であることを命じたものではなく、それを食べた動物や人間の健康が保たれるよう、最悪な状態を禁止しています。

反対を言えば、どれだけ「普通」のものが、ひどい環境で育てられたりしているかも分かってくると思います。

今までそのような生産性だけを重視した方法でやってきた生産者・製造業者がオーガニックに切り替えるのは、コストも時間もかかり、とても大変です。

セサミキッチンもそうでした(というか、今でも大変です)。
これから始めるお店なら、その原価に合わせて価格を決めれば良いのですが、定着してしまっている店としたら、大きく価格帯を変えることは出来ません。

ましてや、567の影響でランチや安いものしか売れない状態になっている今、移行するのはとても難しい。

しかし、時代は変わります。みんながオーガニックの考え方を意識して商品を選ぶようになって来れば、大変だなんて言っていられません。

一年前に比べて、本当にオーガニック製品を買える店も卸業者も増えてきました。まだまだこれからです!

オーガニックにあなたの一票を!

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オーガニックって何じゃ?

私がレストランのメニューでオーガニックの野菜や製品を出しているとよく「オーガニックって何ですか?」と聞かれます。

今日はオーガニックの意味について掘り下げていきたいと思います。

オーガニック=有機、ビオ〇 

ORGANIC(オーガニック)を日本語で訳すと「有機」や「有機栽培」となります。日本では有機JAS認定を所得すれば、商品にラベルを付けることが出来ます。

また、BIO(ビオ)は

フランス語のbiologique(ビオロジック)
イタリア語のbiologico(ビオロジコ)
ドイツ語のBiologisch(ビオロギッシ)

など、ヨーロッパの共通言語として使われて、それらは言語によって言い方が代わります。

オーガニック=おいしい△

オーガニックだからといって、正直美味しいものばかりとは言えません。
ドイツ在中の知人に聞いたところ、フルーツなどおいしくないものも、沢山売っているそうです。

しかし、私は1年半オーガニックの野菜を仕入れてきて、おいしくないものに出会ったことがありません。日本の農家さんのレベルがどれだけ高いかワクワクしてしまいますね!

オーガニック=無農薬✖

オーガニックというと、無農薬・減農薬のものと思われがちですが、そういう意味ではありません。

「危険な農薬や化学肥料を出来るだけ排除して生態系のバランスに合わせて行われるべき」という考えが基本です。

それにオーガニックでも、となりの畑から風で農薬が飛ばされて来ることもあるので必ずしも残留農薬がないという訳でもありません。

オーガニックでは、まず生産性をきちんと上げて収量を得ていく配慮の原理があります。

オーガニック=100年前まではみんなオーガニックだった

オーガニックの歴史はまだ始まって100年と浅い。近代農業の問題が起こることによってオーガニックは生まれました。無農薬というだけでは農家の生産性や収量が追い付きません。

オーガニックは100%農薬を使わないという意味ではなく、出来る限り持続可能なシステムを広げていけるかということに重点をおいています。

100年前まではみんな無農薬、無化学肥料だったというのなら、間違えはないのかもしれませんね。

オーガニックとはプロセス(過程)

オーガニックはプロセス(過程)であって、安全、健康、美味しい、キレイというクオリティの意味ではありません。

オーガニックかどうかは見た目では分からないし、ぶっちゃけ成分分析にかけても慣行農業のものとそう変わらない結果になる事もあるようです。

また形も不揃いで、大きさも整っていませんが、プロセス(過程)の規格に沿って、生産・製造され、オーガニック認証を受けただけものだけが製品に「オーガニック」と表示できます。

オーガニックの進化

1920年 オーガニック1.0は思想の時代です。

近代農業が始まり、化学肥料や農薬が使われだしたことによって、農業で起こる様々な問題が浮上してきたことにより、大きく農業スタイルを変えていく必要があると動き始めた時代です。

1970年 オーガニック2.0は規格・基準の時代です。

規格・基準が定められることによって認証が進み、小規模農家さんや途上国では認証が取れないという差別化が進み、どんどん排除されていきました。

2015年 オーガニック3.0は持続可能性を考える時代

2.0でお金のない農家さんがオーガニックから排除されていくということはオーガニックが目指すものからずれています。これらを排除していくのでもないし、オーガニックであるかないかの線引きが大事なのではなく、大きくオーガニックを広めていこうと変わっていきました。

非オーガニックなものをどれだけオーガニックに近づけ持続可能な社会を作り、多様な他者にも大きくオーガニックを広めて受け入れてもらえるかが肝心という時代になりました。


さあ、あなたはオーガニックをどう受け入れますか?
地球存続のためにも今オーガニックを広めて選ばない意味があるのでしょうか?

農家さんしか、できないことではありません。
今、ひとりひとりが出来ること。

見直して行きませんか?

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どうしてそんなに安い商品が作れるのか?

世界には開発途上国と言われている国が143~145国(196国中)もあります。
世界の7割が貧困ってどういうことでしょう?

また、特に開発の遅れた47ヶ国(2019)が「後発開発途上国」と呼ばれ、特に低所得国とされています。アフリカ33ヶ国、アジア9ヶ国、大洋州4ヶ国、中南米1ヶ国が分類され、アフリカの貧しい国はサハラ砂漠より南に集中しています。

わたしはぶっちゃけ貧困国は知識も働く意欲も低く、お金もないので、恵まれた環境になれないのだと思っていました。

それがオーガニックを学んでからはガラリと180度考え方が変わってしまいました。

実は私たちは普段、途上国で生産された日用品や食料品が驚くほど、安い価格で買っています。砂糖、チョコレートやコーヒー、果物や野菜、ハーブやスパイス、お茶、油、ドライフルーツや野菜、コットンや花、スポーツ用品などです。

もちろんすべてではありませんが、私たちが食品売り場であたりまえと思っている買い物は、実は地球の反対側でその安さを生み出すために誰かを貧困にさせる仕組みに加担していました。

生産国では、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され、環境が壊されたり農民の健康に害を及ぼしたりしています。

途上国の問題として、栄養失調、HIVエイズ、アルコールやコカの依存症、乳児死亡、結核などがあげられます。

しかし、経済成長をしている都市に訪れた人々の目はそんな大変な状況になっているようには移りません。それは、都市から離れた農村に起こっていたからです。

これらの地域の多くは干ばつ、酷暑、洪水、暴風雨など異常気象による災害が多発して農畜産物に打撃を与えています。

農民たちは屋根をシートで覆ったような簡易な場所で暮らしています。そんな外で状況から脱出したいのですが、そのためには外で仕事を見つけなくてはいけません。

そこをつけこんだ大企業が民間の契約者を使って、「お金が稼げて安定した生活ができるよ」などとだまして農民を都市近郊の仕事に勧誘します。

しかしそれは家畜と同じように扱われ、立ったまま30時間以上も車で連れて来られたり、実際は奴隷のように1日14時間位働かされるのにもかかわらず、数百円くらいの安価な日当しかもらえません。もちろん、日本とは物価も違いますが、調理道具や生活必需品などの支給もしてくれないのでその中から買って暮らしていかなくてはいけません。

もちろん、貯金も出来ず、家族にお金を送ることもできません。安全な水やトイレもなく、テント暮らしをしているので、清潔な環境でいられる訳はありません。

テント近辺は異臭が漂い、結核などの感染症も多発します。そんな生活に嫌気をさす農民は支給されるコカやお酒で依存症になり、お母さんたちは育児放棄をし、乳幼児は死亡したり、子供が栄養失調で歩くこともできないという状態にもなります。

男性は借金してでも売春宿に通い、家族にまでHIVが移っていきます。

しかし、季節が終わると失業ということになりますが、帰る交通費もなく路上生活をしていくほかありません。どうしようもないので、それを毎年何十年と繰り返していきます。

それが安い商品を作る一例です。私が学んだ「ドイツIOBオーガニック専門家」の創設者レムケなつこさんが実際目にしてきた現実です。他にも子供が学校もいけずに親から離れて朝から晩まで働いたり、女性は身体を売ってお金を稼ぎます。

この搾取と衰弱の悪循環が安い商品を生産させます。

これを企業がやっていることだからと片付けますか?だけど、あなたもその安い商品、買いますよね?高い高いといって、オーガニックは買いませんよね?

私たちが安い商品を買い求めるうちはこの仕組みは変わりません。私達がその商品を生産者に担う価格帯で支払わない分、それが誰かの苦しみに変わっています。

フェアトレードという仕組みがあります。生産者に労働環境や生活水準が保証され、環境にも優しく農薬を使わない配慮がなされる持続可能な取引システムになっています。

https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/

ちょっぴり高いなと思うかもしれません。しかし、わたしたちがこれらの原料や製品を適切な価格で継続的に買っていくことにより、彼らの生活水準の向上と自立に手を貸せることになります。

あなたはどちらを手伝いますか?

オーガニックは、自分にとっていいものだけではなく、誰かの苦しみを生み出すことなく、次世代にも持続可能な社会を実現するための仕組みです。

いつもお話することですが、買い物は投票です。何を買うかが、何を支持するかに繋がります。

https://is.gd/Qq4F6j

今は買いにくい日本のオーガニックですが、たくさんの人が注目する事によって市場が変わって買いやすくなっています。数年前にアメリカは1ヶ月にオーガニックを一万円程買おうという運動がありました。それにより、今ではオーガニックのスーパーマーケットがたくさん出来ました。

日本でも始めましょう!
私たちの子孫が幸せに生きられる持続可能なシステムを。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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http://sesame-kitchen.info/%e7%84%a1%e6%96%99%e3%81%93%e3%81%93%e3%82%8d%e3%81%a8%e8%ba%ab%e4%bd%93%e3%81%ae%e3%83%87%e3%83%88%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e5%a7%8b/
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